2010年12月29日水曜日

ニューヨーク4日目 オペラ 「ペレアスとメリザンド」

夜はメトでオペラ。 時差ぼけで感覚鈍ってた。 ぼーとオペラに浸る。 なんとぜいたくなひと時。

ドビッシーの唯一のオペラ 「ペレアスとメリザンド」。 フランス語
ワーグナーに傾倒したドビッシーらしく、流れる川のような印象派オペラ。
アリア無。 へたすると退屈になってしまうけれど、好きな人はドビッシーの音の流れにうっとりと漂う。

指揮:      サイモン・ラトル(ベルリンフィル音楽監督)  メト初デビュー
メリザンド:   マグダレーナ・コジェナ(メゾソプラノ)
ペレアス:   ステファ―ノ・ドグー(フランス人)
ゴロ―:     ジェラール・フィンリー



 タイトル ロールのコジェナー。  この取りつかれたような目つきメリザンド役にぴったり。




私の好きなのは、嫉妬に苦しむゴロ―の心理描写の素晴らしさ。 うねるように、ドビッシーが盛り上げてくれる。

終了は真夜中12時。

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