2010年12月30日木曜日

ニューヨーク5日目 MET オペラ 「西部の娘」

ニューヨーク最後の夜。 一日で2回目のオペラ。 結構動いて疲れ出てる。 

初めてみるプッチーニの「西部の娘」。 予備知識無。 どうなるか。

Voigt(ソプラノ)  Giordani(テノール)



なんとなく、マカロニウエスタンっぽいオペラかなと、先入観もって臨む。
凝った舞台だけれど、暗い。 


やはり、プッチーニの旋律だったので、唖然とする。 (当たり前のことなのだけれど。) あの、哀調のあるプッチーニ旋律は、アメリカ版には超違和感感じる。 蝶々夫人の日本民謡、トゥーランロッドの中国民謡挿入と同じ手法で、アメリカ民謡入れてるけれど、わざとらしく、素直に聞けなかった。 前二作は舞台がアジアなので、あの哀調旋律がしみ込んで慣れてしまっているけれど、 ウエスタンには合わないと思う。



あまり上演されないオペラ。 なんとなくわかるような気がする。

ストーリーはマカロニウエスタンではなかった。 英語字幕追っかけなのでおぼつかないが、 ウエスタン女の純な心意気で、処刑直前の恋人を救い出す。 ハッピーエンド。



 プッチーニのきれいな旋律もウエスタンには抵抗感じてしまった。

ニューヨーク5日目 MET美術館

昼のオペラ「魔笛」の後、夕方までの時間つぶしにMET美術館でゆっくりする。

ミュージアムカフェで遅いランチ。 量が少なく、割高でした。



ここのソファに座って、ゆっくりぼ~っと。 


友達に呼ばれてる相方と別れ、 美術館からリンカーンセンターまでセントラルパークの中を歩く。 暗い森の中から歓声。 ソリ遊び。


5番街、雪で車渋滞で動かない。 歩いている人の方が早い。 途中でみんなバスから降りて、 
ぶつぶつ "Ludicrous!,  Ludicrous!" と怒りながら歩いていた。



コロンブスサークル。 結構距離あった。 1時間以上のウオーク。 ちょっとくたびれ気味。

前来た時は工事中だった。 ワーナーのビルになっていた。 ここの地下のマーケットは使える。

この後再度オペラ。 大丈夫? この疲労感。 温かいホールで心地よい音楽。 自信ないぞ。

ニューヨーク5日目 メトロポリタンオペラ・マチネ 「魔笛」

初めて昼観るオペラ。 11時~1時。 モーツアルト「魔笛」。
モーツアルトのオペラは長め。4時間近くある。 なかだるみも感じるのある。

魔笛もそう。 ここは無くても良いのになと思うところあり。
それを、1時間50分にした、いいとこ取りのハイライト版。 
子供向け、オペラに馴染みのない人に興味持ってもらうよう、ホリデイシーズンスペシャル版。

ホールの雰囲気が違う。 なんとなくざわざわしてる。
ファミリー、子供が多い。 ディズニーのミュージカル会場の雰囲気。

 
始まったら、いいとこ取りなので、有名なアリアの連続でどんどん行く。 
舞台装置の素晴らしいこと。 その素晴らしいシーンが惜しげもなくどんどん展開していく。 さすが、メト。 太っ腹。

びっくりするくらいのスピード。

http://youtu.be/iW899xSeICs

退屈している暇がない。 すごいスピード。 子供が退屈しないよう、舞台装置、演出大サービス。
http://youtu.be/S2NxvM-rIkQ

楽しいのなんのって。 このオペラは観ておいてよかった。 
4時間のオリジナルも又、観たくなった。


http://youtu.be/uhIdTirLolM


オペラ終了は真夜中12時前後なのに、 昼の1時終了。 
お客さんの雰囲気違う。


2010年12月29日水曜日

ニューヨーク4日目

ウオールストリートのツリー



トリニティ教会をバックに。 9/11 の時は大活躍した教会。

グランドゼロ あれから10年経つけれど、工事遅れているよう。
アメリカも疲弊してる。

この前の人気の Century 21 でまたお買い物。




ニューヨーク4日目 オペラ 「ペレアスとメリザンド」

夜はメトでオペラ。 時差ぼけで感覚鈍ってた。 ぼーとオペラに浸る。 なんとぜいたくなひと時。

ドビッシーの唯一のオペラ 「ペレアスとメリザンド」。 フランス語
ワーグナーに傾倒したドビッシーらしく、流れる川のような印象派オペラ。
アリア無。 へたすると退屈になってしまうけれど、好きな人はドビッシーの音の流れにうっとりと漂う。

指揮:      サイモン・ラトル(ベルリンフィル音楽監督)  メト初デビュー
メリザンド:   マグダレーナ・コジェナ(メゾソプラノ)
ペレアス:   ステファ―ノ・ドグー(フランス人)
ゴロ―:     ジェラール・フィンリー



 タイトル ロールのコジェナー。  この取りつかれたような目つきメリザンド役にぴったり。




私の好きなのは、嫉妬に苦しむゴロ―の心理描写の素晴らしさ。 うねるように、ドビッシーが盛り上げてくれる。

終了は真夜中12時。

2010年12月28日火曜日

ニューヨーク3日目


ブロードウエイ、5番街、マジソン街ぶらぶら

タイムズSQ。 やはり雪衣装のアーティストが飛びだしていた。 どんなハプニングも表現のテーマにしてしまうNY。


ここチェックはしてみる。でもオペラのほうがプライオリティが高く、時間少ない今回はパス。
音響技術力でスピーカーをガンガン響かすミュ―ジカルはエンターテイメント。


ロックフェラーのツリー。 やはり観光客で溢れ返ってた。


ロックフェラーセンター。 東京もタワービルが増えたけれど、マンハッタンの高層ビル群はスケールが違う。
やはり圧倒される。

雪のセントラルパーク

フラットアイアン。



数年前は倉庫街で高架下で雰囲気の悪かったミートパッキングエリア。 生臭い匂いがしてきそうな名前。
古い汚いビルの外側はそのままなのに、ドアの中は超おしゃれなお店群。
外側が超きたないので、余計インパクトがあり、ニューヨーカーのセンスにショック。

ミートパッキングエリアの人気レストランパスティス。 夜は行列。 少し早目の夕食だったのですぐ座れた。 ラッキー。

牛肉のたたき すごくおいしかった。 計$70 チップ込み

高架沿いの人気ホテル「スタンダードホテル」。 最上階のおしゃれなスポット。  ハドソン川夜景。

ケーキ超おいしかった。 ティもおしゃれ。 周りを見渡すとおしゃれなカップル、グループ。 計$45
http://www.standardhotels.com/new-york-city/
上のサイトにはこのバー?クラブ?のことは載せていない。

経験しておく価値があるとのことで、カメラ持参で入室。 高層ガラス張りトイレ。 こわ~。


思い出のワシントンSQまで夜道をぶらぶら。

2010年12月27日月曜日

ニューヨーク2日目

朝一でメトロポリタンオペラハウスへ
モーツアルト・「魔笛」
ドビッシー・「ペレアスとメリザンド」
プッチーニ・「西部の娘」
のチケットゲット。一安心。

METの前は雪の山


そのあと、タイムズsqのポートオーソリティ バスターミナルからバスでウッドベリーアウトレットへ。
相方の買い物趣味に付き合って。8時まで居てしまう。くたくた。買うつもりなかったけれど、買ってしまった。

マンハッタンへもどり、ひたすら中華街をお気に入り小龍包の店めざして。
 カニとカニ味噌と豆腐、コーンと?スープ 

2010年12月26日日曜日

ブリザード吹き荒れるニューヨークに突入


突然にニューヨーク行きの誘い。
オペラに浸っていられればいいよと、気軽に乗ってしまう。
成田ではデルタ、コンチネンタルほとんどNY行きキャンセル。
私のアメリカン航空は何の迷いもなく飛んだ。

相方の便はロンドンで飛ばず、飛ぶ便にやっともぐりこめたと連絡あり。

着陸時しばらくJFK上空を旋回してた。
風速25メートルのブリザードの中着陸。
スムースな着陸だったのでびっくり。

何も情報知らずにアメリカン航空の飛びますよモードに身を任せた。
キャンセル便から流れてきた人の話聞くと成田で大変だったとのこと。

なんか命拾いした気分。
出るとき、見送るクルーに思わず”Thank you for safe landing"と言うてしもた。

カナダ上空 

 時間どうりの安定した着陸。 
マンハッタンへのアクセス、一番早い方法と、エアーシャトルを選択。
結果、シャトルに1時間半以上閉じ込められる。
やっと振替運行バス用意してくれて、地下鉄駅にたどりつく。
ところが地下鉄、地上走ってる間、ひと駅ごとに雪凍結トラブル。
これでまた、1時間以上遅延。
地下にもぐったとたんスムースに。

視界20メートル位のニューヨーク。

雪だらけで深夜にたどりついたホテル
フロントをびっくりさせたよう。

1時間で済むところを、5時間以上かかってホテルにたどり着く。
忘れられないNYに。

相方はニューアークに着き、マンハッタンへのアクセスではトラブルなく
待ちくたびれてベッドの中だった。

2010年12月24日金曜日

2010六本木ヒルズホーリーナイトコンサート

六本木ヒルズ クリスマスコンサート
イブの夜、やはり冷たい北風に震えた。
毎年思うのだけれど、ステージだけでも風除けをつけてあげるといいのに。
森ビルパワーがあれば、簡単にハイセンスな風除け設置できると思うけれど。

東京芸大ドルチェ      ピアノ管弦楽カルテット
演奏者には寒さは禁物。
手が凍えたら演奏に響く。
風に譜面吹き飛ばされてた。フルートは風が勝手に別の音を出してたよう。


 http://demo.alurian.com/prismotube/v3_italian/video/iyt2ji8qrxI/


ヘルシンキ室内合唱団  
バランスのとれた、安定したすばらしいハーモニーだった。

丸の内トラストタワーN館 クリスマスゴスペル

ゴスペル・アンサンブル THE SOULMATICS

はりのある歌声で日本人としてはパンチのあるゴスペル聞けた。


新丸ビルランチ SO TIRED 

開放的な明るい雰囲気。
店名が気に入った。私の口癖。
ゆったりした空間でのんびり一人ランチ。
雑穀米がおいしかった。 ランチは1000円

NYスタイルのダイニングをコンセプトにしたデザインの店
夜はNYのような雰囲気になるのかな?



X'mas ガラ コンサート

コンサートに来ていた盲導犬
盲導犬みるとけなげでいつも心動かされる。


今日出会った素敵なアーテイスト達

梅沢幸代(ソプラノ) オペラ系。 声量すごい。高音安定してる。歌唱力迫力ある。


渡戸由布子  めずらしいコントラバスソロ。 しかも女性。 ずーっと気になって見続けている。
うまくなってる。 がんばって。 コントラバス低音の癒される音。


関口那那子(ヴァイオリン) & 高橋綾子(ピアノ)
関口さんは全身でヴァイオリンを弾く。全身で曲想を感じての表現。迫力ある。
高橋さんは、ペダル使いが好き。タッチもいい。音が澄んでる。


木村善明(バリトン) 第一声でびっくり。声量すごい。太いバリトン。化けそう。
御薗生さんのピアノ伴奏もすごかった。感服。
 
エルノ・ローザ(ヴァイオリン) 
彼のヴァイオリン音が違う。飛びぬけてる。音が澄み渡ってる。違う楽器のよう。
パガニーニ/「ネル・コル・ピウ」による序奏と変奏曲
この曲と彼の演奏に巡り合えて幸せ。