ニューヨーク最後の夜。 一日で2回目のオペラ。 結構動いて疲れ出てる。
初めてみるプッチーニの「西部の娘」。 予備知識無。 どうなるか。
Voigt(ソプラノ) Giordani(テノール)
なんとなく、マカロニウエスタンっぽいオペラかなと、先入観もって臨む。
凝った舞台だけれど、暗い。
やはり、プッチーニの旋律だったので、唖然とする。 (当たり前のことなのだけれど。) あの、哀調のあるプッチーニ旋律は、アメリカ版には超違和感感じる。 蝶々夫人の日本民謡、トゥーランロッドの中国民謡挿入と同じ手法で、アメリカ民謡入れてるけれど、わざとらしく、素直に聞けなかった。 前二作は舞台がアジアなので、あの哀調旋律がしみ込んで慣れてしまっているけれど、 ウエスタンには合わないと思う。
あまり上演されないオペラ。 なんとなくわかるような気がする。
ストーリーはマカロニウエスタンではなかった。 英語字幕追っかけなのでおぼつかないが、 ウエスタン女の純な心意気で、処刑直前の恋人を救い出す。 ハッピーエンド。
プッチーニのきれいな旋律もウエスタンには抵抗感じてしまった。