2010年5月2日日曜日

東京アートアンティーク トークイベント:小山登美夫X辛酸なめ子

今日も楽しみなアート・トークイベント「アートを見る、買う、集める魅力: 小山登美夫 X  辛酸なめ子」に京橋へ。
辛酸さんは実にユニークな感覚の人。その独特の感覚でつっこみ、小山さんが受け手。初心者レベルでつっこんでくれて、とても興味深かった。

辛酸: 「エレベーター降りたらギャラリーになってて、逃げられない雰囲気。15万円位してて。」   「女性一人お茶飲んでて、高いものが置いてある。セキュリティは?」   「品数10点位しかないのにやっていけるのかしら?」
   
小山: 「裏にいっぱいある。高いのは裏に。」   「現代美術は100万すぐするけれど、古美術で100万だと、いろんな物買える。」   小山さんある種の骨董を集めて、そのシリーズに400万円位。  かみさんにあんまりいえないと。(小山さんでさえも)」

辛酸:  「骨董店の雰囲気って、すーっと回って、すーっと出てくる。 監視されてるみたい。取りやすい所に置いてあるし。」    
「ある店で、衝動買いはやめた方がいい。3回見て気に入ったら買いなさい。」 とアドヴァイス受けた。      「避けて通れない物は霊的な物。笑 昔のお面とか、お墓の中に埋まってたもの、 幸せだったかどうかわからない。小山さんいままで感じたことは?

小山: 「ない。中国の人は墓の中に埋まってた物を買わないと聞いた。」

辛酸: 「一期一会みたいな、どうしても買わなければという気にさせられた作品に会った事は?」

小山: 「ない。」

辛酸: 「現代美術と古美術は客層が違う。古美術のほうは高齢で髪はむらさきで、『あら、あれ売れちゃったの』そういうの見ると、若輩の身としては...」  


辛酸さん、すました顔して、ぼそっと、ズバッと本音を言うのが受ける。
彼女の怪しいユニークさに魅かれた。これから彼女の作品制覇!

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