今日も楽しみなアート・トークイベント「アートを見る、買う、集める魅力: 小山登美夫 X 辛酸なめ子」に京橋へ。
辛酸さんは実にユニークな感覚の人。その独特の感覚でつっこみ、小山さんが受け手。初心者レベルでつっこんでくれて、とても興味深かった。
辛酸: 「エレベーター降りたらギャラリーになってて、逃げられない雰囲気。15万円位してて。」 「女性一人お茶飲んでて、高いものが置いてある。セキュリティは?」 「品数10点位しかないのにやっていけるのかしら?」
小山: 「裏にいっぱいある。高いのは裏に。」 「現代美術は100万すぐするけれど、古美術で100万だと、いろんな物買える。」 小山さんある種の骨董を集めて、そのシリーズに400万円位。 かみさんにあんまりいえないと。(小山さんでさえも)」
辛酸: 「骨董店の雰囲気って、すーっと回って、すーっと出てくる。 監視されてるみたい。取りやすい所に置いてあるし。」
「ある店で、衝動買いはやめた方がいい。3回見て気に入ったら買いなさい。」 とアドヴァイス受けた。 「避けて通れない物は霊的な物。笑 昔のお面とか、お墓の中に埋まってたもの、 幸せだったかどうかわからない。小山さんいままで感じたことは?
小山: 「ない。中国の人は墓の中に埋まってた物を買わないと聞いた。」
辛酸: 「一期一会みたいな、どうしても買わなければという気にさせられた作品に会った事は?」
小山: 「ない。」
辛酸: 「現代美術と古美術は客層が違う。古美術のほうは高齢で髪はむらさきで、『あら、あれ売れちゃったの』そういうの見ると、若輩の身としては...」
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